ポルトガル


滞在日数:3日

英語通じる ビザ不要

1食500円くらい

マックも500円

ユースホステル1泊1800円くらい

リスボン到着!と空元気を出してみた

朝6時にリスボンに到着。

 

しかしここはどこ?

リスボンのどこなの?

 

夜行で疲れ果てたので、バス停の室内待合室でぼーっとする。

移動する度に宿を探す、しかも安い宿を。しょんぼり…

 

気が済むまでぼーっとして、ユースホステルを目指してメトロへ。

 

迷いつつリスボンのユースホステルに着く。

くったくたうぅ…

旅の終わりが見えてくると疲れが出てくる。あと30日。

 

ユースホステルのチェックインが夕方からってんで

カバンだけ預けて、近くの美術館へ。

 

すげーいまいち。がっくし。

 

荒れた水谷はマックでグランドサイズのポテトを

ほうばって宿に帰宅。

 

チェックイン後はひたすらに東野圭吾の白夜行を読む。

宿の本棚に日本の小説が置いてあることがあって

それをむさぼるように読む。

日本語が恋しいのである。

 

3日間のほとんど白夜行読んでたな。おもちろい。

さすがインドア好きや。旅をせいや旅を。

 

トラブル?無い!

トラブル起きたら、ぶつくさ文句言うが

無けりゃないで寂しーぞ。

 

まさかの2ユーロチップ

スペインとポルトガルの滞在日数が

1週間しかないのはユーロの脅威のためである。

 

途上国で腹を満たし、先進国で腹を空かす。

 

リスボン二日目は町並みを楽しむ。

町並みが綺麗で散歩も楽しい。

 

期待せずにシアード美術館とデザイン美術館?にお邪魔する。

…2つともつまらん!

 

ポルトガル人は絵を描いたりせず、海ちけーもんで

冒険にばっか出てたんじゃね?と思った。

 

美術館はへっぽこやったけど、道ばたで見た

路上ミュージシャンの演奏は良かった…!

 

入れ墨の入った(海外で入れ墨は珍しくない)おじちゃんと

紳士なスーツ男性の2人組。

 

二人ともギターを持って楽しそうに演奏してる。

ほんま楽しそう。つられて皆集まってくる。

 

聴いたことある曲を演奏してて

ラストにマリオブラザーズの曲にアレンジ効かせた演奏に

ぐっときた水谷くん、まさかの2ユーロチップ。

 

けちなおれが2ユーロもあげてまうなんて

奴らはタダ者やない。エンターテイナーや。

 

 

無賃乗車の自己暗示(ポルトガル最終回)

このタイトルこわい。

 

リスボン最終日はベラルド美術館へ。

 

日本でも個展を見たアルフレッド・ジャーの

展示などがあり、リスボンで唯一良かった美術館。

 

移動は主に徒歩か電車。

バスを使うことは少ない、なぜなら乗り方がわかんない。

 

バスはどこに行くかもわかりづらい。

でも珍しくベラルド美術館から宿に帰る時にバスに乗っかる。

 

乗ったは良いが、車内の機械で切符を買うシステムに戸惑う。

いくら買っていいかわからん。

けちんぼう水谷は一番安い2ユーロの切符を購入。

 

30分くらい揺られて下車するまでドキドキ。

明らかに2ユーロ以上の乗車賃のような気がする。

 

他の乗客はスイカみたいなカード持っててピってやって乗ってる。

おれだけやないか、冷や汗かいてんのは。

 

降りる時に車掌さんに怒られたらどうしようとか

周りの乗客におめー安く乗ってんじゃねぇよとか

まさしく被害妄想がよぎる。

(切符買うのにもたついたので、近くの乗客はおれが2ユーロ切符買ったの知ってる)

 

こういう時は自分に暗示をかける。

 

無賃乗車やない。2ユーロでギリギリ行けるとこにおれの宿があるんや。

こんな出来事は宇宙の片隅の出来事や…でも怒られたらどうしよう!

 

メンタル弱し。

結局、問題なく下車できたんやけど異国のバスは怖い。

 

時に世界はご褒美をくれるもんで、帰宅後の宿でシャワーを

浴びてたら隣りのシャワー室に女性が!

(ユースホステルはシャワー共同のとこが稀にある)

 

ちらっと覗こうか迷った!

しかしバス問題で分かるように、水谷は小心者。

 

ニュースで”海外旅行中の若者、覗きで捕まる”の

テロップが脳裏をよぎり断念。

 

ドキドキ感をありがとう…!

 

では入国審査が恐ろしそうなアメリカ合衆国へ向かいます。

(入国時期がビンラディンがやられちった時期といっしょ)