アリゾナ州フェニックス

気候:しゃくねつ

大自然を前に漫画まみれ

10時起床。

憎き女主人メリーにチェックアウトを告げ空港へ。

 

11時にフラッグスタッフ行きのワゴンに乗る。

おばちゃんが多数乗ってて、賑やか車内。

 

午後2時にフラッグスタッフ到着。

ワゴンを降りてすぐにユースホステルが見つかってラッキー!

 

1泊24ドルのドミトリーに荷物を置いて町を散策。

 

田舎ですな。

ちっちゃな町。

ルート66も通ってるわ。

 

あるものといえば、お土産屋と幽霊ホテル(有名らしい)

あとはジャックインザボックスに本屋。

 

本屋突入。

日本の漫画がけっこうある。

ジャンプ系からサンデー系が充実。

 

ブリーチを読む(英語やけどブリーチだけは読める)

 

プリティフェイスやいちご100%も読む(エロいとこしか見てない)

 

帰りにジャックインザボックスでハンバーガーを食べて帰宅。

大自然を前に何やってんだ。

 

グランドキャニオンへの行き方を探すのが億劫…

なぜなら!アメリカ人の英語は早くて聞き取れへんから!

 

聞き取れんから紙に書いてって言うても、書いてくれない人多し。

 

でもなんだかんだで行き方わかったぞ。

駅からシャトルバスが出てるらしい。

 

観光案内所のねーちゃんにチケット欲しいって言うたら

ここでは買えんから、会社に電話して予約しろとのこと。

 

語学能力無し&電話が苦手な水谷。

こうなったら予約なしでシャトルバスに乗り込むしかねぇ。

 

行くぞグランドキャニオン!

 

 

グランドキャニオンに入園料はあるのでしょうか…?

朝8時に駅へ。

さすが先進国、時間通りにシャトルバスが来る。

 

予約してるであろう客を乗せきった後に

ドライバーに乗りたいぞ!と伝える。

 

乗れよってことで現金で32ドル払ってグランドキャニオンへ。

この時、ちゃっかり帰りのチケットも買う。

 

帰りは満席で、グランドキャニオンに置いてけぼりはごめんや。

 

2時間ほどで到着。

バスから降りて、うろうろする。

しかしうろうろするには広すぎる!

 

なるほどグランドキャニオンは広いので、周回バスが走ってますわ。

バスを何度か乗り違えて、ビューポイントへ。

 

…おお!

さすがにすごいぞグランドキャニオン。

地球もすごいもんをこしらえたもんや。

 

小学生の時に読んだ、元巨人の桑田真澄が書いた本に

”グランドキャニオンを見たら、自分の悩みが小さく思えた”

って書いてて、少しその気持ちわかる。

 

しかし正直、めちゃめちゃ腰が抜けてよだれ垂らすくらい

すごいかというとそうでもないなー。

 

散策しながらグランドキャニオンを見て回る。

観光ルートを少し離れて、誰もいない森から眺めたりすると

自分だけのビューポイントを、見つけたみたいで嬉しくなる。

 

そうこうしてるうちに、グランドキャニオンの凄さがじわじわくる。

(でかい、壮大、ビック、風が強い)

 

打ち解ければ良いとこやんけっていう、人見知りなグランドキャニオン。

 

しかし気になることが。

なんか皆、入場券っぽいものを持っている…?

んん…チケットカウンターをスルーしてたんか?

 

それに気づいたのが、帰るちょっとまえ。

気づいてしまったが運の尽きで、水谷挙動不審。

 

管理人に見つかったら、どないしようと気が気でない。

どう言い訳しよう。ポンコツ英語で。

 

グランドキャニオン、いや、地球はみんなのものや!

と脳みそを洗脳して、散策続行。

 

ツアーに参加せずともグランドキャニオン見れて良かった。

安上がり&気楽っつうのが良いですな。

 

もう一度、メジャーリーグ見るためにフェニックスへ戻るぞ。

 

 

 

詰め甘く、まさかのデイゲーム(最終回)

 

朝の9時に起きる。

駅からフェニックス行きのバスに乗り込む。

さらばフラッグスタッフ!さらばルート66!

 

元気よくバスに乗ったは良いが

ダイヤモンドバックスの日程表見てたら

今日はデイゲームっぽい!

 

さすがメジャーリーグ。

日曜やからデイゲームとはな。

がっくりくる。

 

しかし水谷はめげない!

 

途中からなら観戦できると思って

フェニックス到着後に、インフォメーションのおばちゃまにアタック!

 

ダイアモンドバックスの試合は今どのあたりでしょうかと…

スタジアムに問い合わせてもらうと、試合はすでに8回の表らしい…!

 

ああ夢儚きかな

 

とぼとぼと歩いて、ユースホテルにチェックイン。

メリーが、また貴様かって顔で見てくる。

 

こころにぽっかりと穴が空いた水谷くんは

ハワイに向かう準備をしつつ、眠るのでした…